
大学院への進学が決まっていましたが、自分のイメージと研究内容とのギャップを感じたため、卒業後すぐに就職活動を始めました。最初に就職をしたのは、小さな案件を請け負う会社でした。入社2年が過ぎるころには、会社の規模も100人ほどに成長していましたが、もっと専門性がある会社で仕事をしたいと思い、転職活動を始めました。会社選びの基準は、何らかの専門領域をもち、技術力があるという点。その基準にあてはまったのが、シンプレクスでした。他の会社と違い、面接を何度も重ね、互いに意見交換が出来る。すごく印象に残ってます。普通のIT系の会社とは違うんだなと思って。今でもそう思ってます。IT業界に就職したり転職したりする人は、業界研究をしている人が多いと思うんですが、本に書いてあるIT業界のイメージに疑問をもつとか、「ちょっと自分は違うことをやりたい」って考えを持った人が、シンプレクスに来ると非常に面白いと思います。
入社当初は、金融業務の知識はまったくありませんでした。金利って何?って感じで、普通の大学生以下だったと思います。最初のプロジェクトは債券のディーリングシステムでした。始めて聞く言葉、わからない言葉だらけ。しかも、周りのメンバーは、”知っていて当然”って人たちが集まっていましたから、もう、本を読んだり Web で調べたりしながら、身体で覚えるしかありませんでした。技術面でも、僕が知っていることが、実はごくわずかであることを思い知らされました。そのプロジェクトは、会社でも技術評価の高い人が集まっていましたから。これまで、ある程度の仕事ならこなせる自負はあったのですが・・・。でも、だからこそ、最初にそういうプロジェクトを経験できたことは、すごく恵まれていたと思います。
今は、大きなプロジェクトに携わってます。都銀向けの対顧客向けデリバティブシステムで、ユーザー数は1万人以上。支店からの引合い、ディーラー、フロントミドル、バックオフィスまでの締結の処理をワークフローとして管理できるシステムです。このプロジェクトは「今期の目玉」みたいな感じがあります。主にワークフローの設計を担当していますが、関係部署が多く、ユーザーとの仕様の調整も期待されています。入社して2年半で、すごい勢いで成長したと思いますよ。メンバーのスキルも高いので、そういう人たちと一緒に仕事をしていると自然と身につくことも増えてきます。知識が増えてくると新しいことも加速度的に増えてくるような感じです。でも、まだまだ自分に足りないことはたくさんあります。一日でも早く、どのお客様とも対等にやっていけるような知識と経験を積みたいと思っています。