第二次中期事業計画
1.中期事業方針(成長シナリオ)
2.中期定量目標(連結ベース)
3.事業別方針
4.プレゼンテーション資料

シンプレクス・テクノロジーは2006年11月、さらなる企業価値の向上を目指して、2012年3月期を最終年度とする「第二次中期事業計画」を策定しました。
この5年間の事業計画を具現化してくために、当社は「金融フロンティア領域」におけるフィナンシャル・イノベーションの担い手として、新たな成長軌道を確立してまいります。
1.中期事業方針(成長シナリオ)
■安定性と成長性の両立
システム・インテグレーション(SI)事業の基盤拡大に加えて、新規事業であるユニバーサル・マーケット・サービス(UMS)事業の立上げ・拡充を目指します。
■UMS事業への初期投資
UMS事業に対して、5年間で約50億円の初期投資を行います。当該費用は、会計上すべて期中の費用(研究開発費)として計上することを前提として計画しています。
■投資フェーズと収穫フェーズ
当初3年間(2008年3月期~2010年3月期)を「投資フェーズ」と位置づけ、UMS事業に対して集中的な初期投資を行います。また、後半2年間(2011年3月期~2012年3月期)を「収穫フェーズ」と位置づけ、利益率の高いUMS事業を成長させることで高利益率体質の確立を目指します。
2.中期定量目標(連結ベース)
以下の業績目標を達成していくことで、さらなる成長基盤の拡大を目指します。
| 2007年3月期 実績 |
2010年3月期 目標 |
2012年3月期 目標 |
|
|---|---|---|---|
| 売上高 | 76億円 | 100-120億円 | 150-200億円 |
| 営業利益 | 16億円 | 25-30億円 | 50-60億円 |
[1] 投資フェーズ (2008年3月期~2010年3月期)
当初3年間(2008年3月期~2010年3月期)を「投資フェーズ」と位置づけ、UMS事業に対して集中的な初期投資を行い、早期収益化の実現を目指します。
先行投資の費用は、会計上すべて期中の費用(研究開発費)として計上することを前提としています。そのため「投資フェーズ」では、当該費用が一時的に営業利益を圧迫する見通しであり、2009年3月期には売上高営業利益率が20%程度まで落ち込むことが予想されます(2007年3月期実績:23.9%)。
しかし、2010年3月期にはUMS事業の立ち上がりを受けて、売上高営業利益率は24%程度まで回復する見込みです。
[2] 収穫フェーズ (2011年3月期~2012年3月期)
後半2年間(2011年3月期~2012年3月期)を「収穫フェーズ」と位置づけ、利益率の高いUMS事業を売上高50~60億円のビジネスに拡大していく計画です。
UMS事業の拡大を通して、売上高営業利益率目標(約30%)を達成し、SI事業とUMS事業の売上総利益の金額を同水準とすることを目指します。
一方、既存事業であるSI事業は、経営資源をUMS事業にシフトすることを受けて、両フェーズを通じて年10%程度の成長率となり、一時的に成長が減速する見通しです。ただし、今後ソフトウェア業界におけるエンジニアの採用環境が変化し、優秀な人材の確保・定着に成功した場合には、SI事業の成長は再度加速する可能性があります。
3.事業別方針
[1] システム・インテグレーション(SI)事業
SI事業は、金融機関の要望に沿ったオーダーメイドの金融システムを顧客ごとに開発する受託開発を中心とした事業です。「金融フロンティア領域」におけるNo.1システム・インテグレータとしての強みを活かし、多様化・高度化する市場ニーズに応える開発体制の維持と、営業活動の強化に取り組んでまいります。
■ディーリング分野の販売強化
ディーリング分野では、金利系(債券・デリバティブ)、株式、為替と主要な金融商品を概ね網羅するシステムの拡販に注力してまいります。
■インターネット取引系分野の販売強化
インターネット取引系分野は、近年、外国為替証拠金取引(FX)を中心として、急速に拡大しています。 当社は、当該分野のデファクトスタンダードとしての利点を活かし、大手総合証券やネット証券を中心とした販売を強化してまいります。
[2] ユニバーサル・マーケット・サービス(UMS)事業
UMS事業は、当社が企画・開発・保有するシステムを、サービスとして金融機関に提供する、SaaS(Software as a Service)型のサービス提供型事業です。当社は、受託開発を中心としたSI事業に加えて、新規事業であるUMS事業を展開していくことで、事業リスクを軽減し、さらなる収益機会の拡大に務めてまいります。
■リアルタイム・トレーディング・ツール「SPRINT」の販売強化
2006年3月期から展開しているリアルタイム・トレーディング・ツール「SPRINT」は、対応商品と対象チャネルを増やし、ユーザ層の拡大を通して事業基盤の強化を図ります。
■マーケット情報配信サービスを展開開始
2008年3月期から展開している「時価・ニュースの情報配信サービス」は、当社システムの既存導入顧客を中心に積極的に顧客獲得を目指します。
■UMS事業の展望
リアルタイム・トレーディング・ツール「SPRINT」の2007年3月期実績と同等規模(売上高10億円程度、営業利益6億円程度)の新サービスを4~5事業確立することで、2012年3月期までにUMS事業を売上高50~60億円を誇るビジネスに拡大していく見通しです。
当社は、複数の分野でUMS事業の参入を検討しております。今後の進捗状況については、投資家のみなさまに適時お知らせしてまいります。
4.プレゼンテーション資料
「第二次中期事業計画」のより詳細な内容が動画にてご覧いただけます。


